2022年01月05日


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温故知新』 奇岩・巨石を見に行くことは少ないが、知らずに出合った時は感動ものである。
奇岩・巨石・洞窟
 山登りは目指す山頂に到達するのが主な目的であるが、登り、下りで感動的な景色、滝、奇岩、巨石、洞窟に出会うことがある。 滝と鍾乳洞は別途ページを作ってまとめ
ているので、ここに奇岩、巨石、洞窟をまとめてみた。

奇岩、巨石、洞窟 その7
  まだまだ潜在している奇岩、巨石があるので、見付かり次第に追加して行きたいと思っている。
その8に進む。
奇岩・巨石・洞窟
きがん・きょせき・どうくつ
〔その7〕
積丹半島の ”神威岬、神威岩”。
積丹半島から日本海に突き出している ”神威岬”の沖に聳える ”神威岬”。
見ていないが近くには ”女郎子岩”がある。
”女郎子岩”
兵庫県 伊勢山の ”神坐の窟”。
大きな岩峰にぽっかり空いた自然の洞窟。
こちら側からは崖で中に入ることが出来ない。
”神坐の窟”の内部は陰気臭く、”不動明王”と”役行者”が
祀ってあった。 仲が悪いのか、えらく離れて置かれていた。
裏側にある小さな割れ目から中に入ることが出来る。
”神坐の窟”の大きな開口部から ”神龍アルプス”方向を見る。
伊勢山上 行者コースの ”巨石、奇岩群”。
入山料が必要な行者コース
  飯福田寺に寄って入山料を払いに行くと
坊主が出て来て行者コースの注意点を長々と喋り出す。 まずは登山靴を履いているのかチェックされ、自己責任で登ること、危険と思った時には迂回路を使うこと等の注意を聞いて入山料500円を支払う。

  どこの山でも入山料を払わずに頑張って来たおいらであるが駐車料金と思ってしぶしぶ500円を払う。 そして入山届けを出しておく。
行者コースのハイライトは岩峰の窪みに鎮座していた ”岩屋本堂”。”鐘掛”の壁を利用してクライミング教室が開かれていた。
下からの次に持つべく岩のアドバイスが無く、逆方向に
登ってしまい、結局はリタイヤとなってしまった。
もう一度、右側へ行けばクリヤー出来るであろうが、
邪魔臭いのでリタイヤで終えた。 迂回路在り。
”岩屋本堂”の横にある ”鐘掛”は表行者コースの
一番の難所らしく、ボルダリングで登る必要があった。
くさりの設置があるので、難無くこなせた。
表行者コースの最初の関門が ”油こぼし”のくさり場。
登山靴を履くことが必須はこの辺りにあるのか。
極端な難所にはくさりの設置があるので、
通過困難な行場は少なかった。
この岩場は下へ下へ続いていた。
くさりの設置の無い馬の背はボルダーで登って行く。
”鞍掛岩”を過ぎると ”蟻の戸渡り”が出て来るが、
牛でも渡れる程の巾があった。
1時間26分で ”表行場コースを消化して、
18分で裏行場コースを消化する。
裏妙義山の ”丁須の頭”,”危険な登山道”。
表妙義山からも見えている裏妙義山の超有名な ”丁須の頭”逆光になり
白黒写真の様な写りになってしまった。 ”丁須の頭”はテッペンからくさりが
ぶら下げられており、当然、登攀のトライをしたが、最初のオーバーハングに
足掛かりなく、遭えなくリタイヤしてしまった。 後から来た消防団員はスルスルと
登ってしまった。 流石はプロであった。
最初のくさり場で ”丁須の頭”の根本まで登ることが出来る。
”丁須の頭”のくさりにぶら下がると、岩場の下が抉られて
おり、足が岩場に届かずに腕の力だけで登る必要があったが、腕力不足で、足が使える所まで行けずにリタイヤとなる。
アルミのラスメタルが落下している個所にも岩盤を削った
登山道が残り、補助くさりも張ってあったので通り抜ける
ことが出来た。
ここまでも数々の難所、くさり場があり、何とか通り抜けて来たが、この登山道を見て引き返しが必要なのかと思った。
通過して来た恐怖の登山道を振り返り見る。
通っているより振り返り見た方が恐怖が湧いて来る。
表妙義と違うところは、鋭いピークには登らずに麓を
トラバースしてくれることであった。 各ピークには
登攀でないと登れないらしい。
通過困難な登山道が続き、奇岩、巨石が次々と出てくる。
星穴岳の ”星穴”の様に天井に穴が空いている岩があった。
遠く離れてしまった ”丁須の頭”が見えた。
”丁須の頭”のテッペンに立てなかったのが心残りである。
裏妙義の後半部分を振り返り見る。 ”赤岩”、”烏帽子岩”はテッペンに
登らずにトラバースして通過している。 噂以上の厳しい山であった。
舞鶴市 赤岩山の ”巨石、奇岩群”。
登山口から1時間程歩けば ”赤岩山”(標高669m)の山頂広場に着く。
奇岩群には名前が付けられており、観光化に力が入っている様であった。
主な奇岩には名前が付けられ名札の標柱が儲けられていた。
真の山頂は広場より少し先にある。
びっくりする程の奇岩は無かったが ”展望岩”からは
宮津湾の ”天橋立”を見ることが出来る絶景であった。
”挟み岩”を含めて全ての奇岩をチェックしておく。
”赤岩大権現”と表示された岩峰は上部の岩が御本尊なのか?
越百山〜仙涯嶺縦走の ”巨石、奇岩群”。
”越百山(2,613m)より縦走路を少し進んだ所にあった次のピークには巨石で構成されていた。
特に特別な巨石は無かったが、巨石の日陰で休憩した。
”越百山”〜”仙涯嶺”の標高2,500mを越える天空の
縦走路には様々な巨石、奇岩が点在していた。
巨石の塊の中を抜けて行く。
”仙涯嶺”〜”南駒ヶ岳”の間に ”立岩”があったが、
登山道はこの ”立岩”の根元を通って行く。
目玉を入れると赤ちゃん ”ペンギン”となった。
”南駒ヶ岳”(2,841m)に点在する巨石群を見る。
麓の ”駒ヶ根市街”までは2,100mの標高差がある。
この日の縦走、周回は日暮れまでの14時間42分を要した。
篠山市 三嶽の ”洞窟”。
栗柄から ”三嶽”に登る登山道の途中にある ”愛染窟”。
テレビロケが行われると、直ぐに観光利用されてしまう。
大きな開口部であるが、奥行きは殆ど無かった。
この岩穴には ”愛染明王”が祀られているらしい。
大滝根山の ”巨石”。
山頂付近に転がっていた ”梵天岩”の巨石。
山頂付近に在りながら何故丸いのか? 大昔は海底だったのか?
梯子が掛けてあったので登ろうとしたが、
雪で滑り落ちてしまいそうなので中止した。
”石ポッケ、ペラペラ石”はどこにあるのか判らなかった。
隠岐の島の奇岩 ”トカゲ岩”。
ズームで撮ってみる。
良くぞ落ちずに張り付いているものだ。
”トカゲ岩展望所”から見えた ”トカゲ岩”は
見事な造形であったが、随分と遠い所にあった。
姫路市 明神山の ”モアイ像”。
通称 ”T字尾根”。個人的には4体の ”モアイ像”と呼んでいる。
明神山は関西では有名な山で沢山のハイカーが訪れるが、”T字尾根”を通る登山道は
危険な為に通行止めとなっており、”モアイ像”を目にするハイカーは殆ど居ない。
篠山市 金山の ”鬼の架け橋”。
”鬼の架け橋”の上に立つ姿を自撮りしようと挑むが、10秒のセルフタイマーでは
岩の上に立つことが出来なかった。 丁度、若いハイカーが来たので、彼と写真の
撮りっこをする。
”鬼の架け橋”から覗き見た 対面の山々とR176号線。
いつかR176号線から ”鬼の架け橋”を見て写真を撮っているのだが、
その写真はどこに保存しているのか判らなくなっている。